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相手の気持ちになって

先日見ていたテレビ番組の、あるコーナーで、「一般人からの無断撮影を我慢すべきか?」という議論が、芸能人同士でなされていました。なかなか視聴率のある番組なので、見ていた方もいるのではないでしょうか。

その中で挙がった意見を大まかに言えば、
1.我慢せず、やめてもらう
2.(芸能人は)公人なので、我慢する
という二つでした(中には、『感謝すべきだ』と言った人もいましたが)。

私個人の意見としては、(芸能人ではないですが…)1の意見に近いです。テーマが「無断撮影が犯罪になるか?」であれば、また色々考えなくてはいけないことがでてきますが、単純に、無断で人を撮影することが<良いこと>なのか<悪いこと>なのかは、少し考えればわかるはずです。これに関しては、公人であろうがなかろうが関係ありません。まずほとんどの人が不快に感じるはずです。

撮りたいのであれば、「撮ってもいいですか?」と言うのが良識ある人間です。中には断られて、(写真を撮らせてくれないことに対して)「性格が悪い」という人までいるのですから、信じられません。相手の気持ちになって考えることのできない人がこんなに多いのかと、とても残念な気持ちになります。

子どもたちにはそういう人間にはなって欲しくないと、切に願うばかりです。