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中学準備体験講座

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本日、州見台スクールで小学6年生を対象に「中学準備体験講座」を行いました。
先週から、2月末まで、毎週土曜日の午後1時から実施しています。

今日の授業は、「特別講座②:勉強の仕方について」と「理科①:水の中の小さな生物」で、私は理科を担当しました。

まず「顕微鏡」について。
顕微鏡の各部の名称、使い方、観察の手順、注意点などについて説明しました。
ひと通り説明したあと、顕微鏡の実物を用いての説明もしました。
時間があれば、実際に観察してもらおうと思いましたが、残念ながらできませんでした。
またの機会に、ということで。

次に、「水の中の小さな生物」について。
いわゆる「プランクトン」というもので、プリントの図(絵)を見ながら、「これはこんな形ををしているから、○○ムシ」と、名称を説明し、植物のなかまと動物のなかまに分かれることを説明しました。
図(絵)だけでは分かりにくいということもあるので、"iPad"を使って写真も見てもらいました。
図を見ただけで「気持ち悪い」と言っていた生徒が、写真を見てもっと気持ち悪がっていました。
また、ある生物の写真を気に入ったのか、「カワイイ」と言っていた生徒もいました。

理科という教科は、その分野に興味を持っているかどうかで、できるようになるかどうかが大きく変わってきます。
もともと興味を持っていればいいのですが、すべての生徒が興味を持っているわけではありません。
そこで、授業において「いかにして興味を持たせるか」が重要になってきます。

今回の授業で、顕微鏡や水中の小さな生物について、興味を持ってくれたのではないでしょうか。
「興味を持つ」までいかなくても、ホンモノの顕微鏡を見たりさわったりすることで、カラーの写真を見ることで、プリントの白黒の図を見るよりも、はるかに印象に残ったことと思います。

今後も、理科の授業において、このように実物や写真を見てもらって、少しでも印象に残るように、興味を持ってもらえるように工夫しながら授業をしていきたいと思います。
また、理科といえば「実験」がつきものですが、学校とちがって実験器具がないため実験はできませんが、実験のようすをビデオにとった動画を見てもらおうと思っています。

教科書改訂により、内容が大幅に増えた理科ですが、「理科が好き」「理科は面白い」と思ってもらえるように、工夫を凝らした授業をやっていきたいと思います。

※「中学準備体験講座」は、2月11・18・25日と、あと3回残っています。途中からの参加でも構いませんので、ぜひ体験してみてください。
※新田辺スクールでは、2月21日からの実施になります。申し込み受付中ですので、よろしくお願いします。

岸本