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明日から「2S特訓講座」スタート!

明日9月12日(土)から、「スーパースタディ2S特訓講座」が始まります。
この講座は、小6・中3の受験生対象の入試突破力を養成する講座です。
志望校も固まり、受験への意識が高まりつつある受験生に対し、入試でよく出される単元、多くの受験生が苦手とする単元を中心に復習し、実際の入試問題(過去問)を解くことでその理解度・定着度を確認していく、といった内容になります。

こういった入試に向けての実践的な講座は、他の多くの塾でも実施されていますし、私自身も以前いた塾で何年も経験してきました。
毎年思うことは、「夏期講習会などであれだけ復習したはずなのに、まだできないところがあるのか。」ということです。
このことは、受験生自身も痛感することだと思います。
これは、学習したこと・復習したことが身に付いていない、というわけではなく、入試というものが、それほど難しいものだということなのです。
実際に、ある単元の基礎的内容(学校の教科書レベル)を理解し、その単元の標準的な問題(学校の定期テストレベル)ができたとしても、応用問題や他の単元との複合問題(入試問題レベル)となると、なかなかできるものではありません。
やはり、それなりの訓練が必要ですし、テクニックも必要となります。

高校入試では、「入試問題の9割は学習指導要領の範囲内の問題で、残りの1割がその範囲外の問題」(一部の難関私立校を除く)と言われています。
これを聞くと、「学校の教科書内容ができていれば、十分なのでは。」と思う人がいるとは思いますが、そうはいきません。
「学習指導要領の範囲内の問題」というのは、「教科書に載っている問題」だけではなく、「教科書に載っている内容をいろいろと駆使してやっとできるような問題」も含んでいる、ということなのです。
特に、数学では学習指導要領の範囲内の内容だけといっても、高校生や大学生でも手こずるような、あるいは手を出せないような問題を作ることができます。

普段、定期テストで90点以上取っている人でも、通知票が5ばかりの人でも、今の時期に入試問題をしても、合格できる点数を取れる人はほとんどいません。
しかし、この「2S特訓」を含め、これからの実践的な学習を続けることで、徐々にその力(入試突破力)がついていきます。

受験勉強は、夏の間に基礎体力をつけた、これからが本番です。
ある意味、「地獄のような日々」が続くと言えるかもしれません。
それを乗り越えてこその受験勉強であり、「合格」を勝ち取ることができるのです。
とにかく必死に頑張っていきましょう!

岸本