本日、民主党の鳩山代表が衆参両院で首相に指名され、鳩山新政権が発足しました。
鳩山内閣総理大臣は、記者会見で「とことん国民のための政治をつくる。脱・官僚依存の政治を今こそ実践していかなくてはならない」と強調したとのことです。
多くの有権者の支持を得て、政権交代を成し得たのですから、本当に国民のため、日本のために頑張ってもらいたいと思います。
また、鳩山首相は「試行錯誤の中で失敗することもある」とも述べたそうです。
この発言を、否定的にとらえる人もいるでしょうが、私は「新しい日本をつくっていくためには、失敗を恐れず積極的にしていきたい」という意味で、前向きに受け取りたいと思います。
自分が誰を、どの党を支持しているかにかかわらず、とにかく、鳩山新政権に期待したいと思います。
何をするにも「失敗」がついて回ります。
特に、新しいこと、難しいことをしようとするときほど、失敗する可能性が大きくなります。
「失敗」にもいろいろあります。
自分の不注意による失敗(ミス)、最初から成功できないだろうと思いながらの失敗、一生懸命頑張った上での失敗など。
「失敗は成功のもと」と言われるように、人間は失敗を経験しながら成長していくものです。
受験生にとっては、「合格=成功」「不合格=失敗」と言えます。
しかし、あまり勉強もせず、努力もせず受験しての「合格」というのは、本当に「成功」と言えるのでしょうか。
「合格してやる!」という気で必死に努力を続けたけれど「不合格」だった、というのは、本当に「失敗」と言えるのでしょうか。
今まで講師をしてきて、第1志望校に合格できなかった生徒を何人も見てきました。
その中に、その「失敗」が良い経験になった、という人がたくさんいます。
受験だけに限らず、何をするにも、失敗を恐れず、積極的にチャレンジしてもらいたいと思います。
岸本