本日、9月第2回目の「ロボット教室」の授業を行いました。
本来は土曜日なのですが、先週の土曜日が小学校の運動会だったため、振替で本日の実施となりました。
本日は、前回作成したバッタ型ロボット「ジャイアントホッパー」を改良して、“カッコいい”ロボットを作りました。
まずは、バッタのように飛び跳ねる動きをよく観察して、最もよい動きをするように、いろいろとパーツを組み替えてみました。
輪ゴムを外してみたり、脚を固定してみたり、後ろ脚に付いているタイヤをよく回るようにしてみたり、といろいろと試してみました。
そして、タイムを計ってみて、一番いいタイムが出た“セッティング”に決めました。
次に、オリジナルロボットにイメチェンです。
ブロックやタイヤや歯車など、いろいろなパーツをつけて、写真のような、もはや「バッタ」とは言えないような“カッコいい”ロボットが完成しました。
もちろん、バッタのように元気に飛び跳ねて進みます。
かなりの自信作のようで、R君は今までにないくらいはしゃいで喜んでいました。
「お父さん、お母さん、ビックリするやろうなぁ。」
実は前回の授業後、R君がお家に「ジャイアントホッパー」を持って帰って、スイッチを入れてみたところ、モーターが故障してしまったらしく、動かなかったそうです。
せっかく頑張って作ったものを、家族のみんなに披露しようと思ってたのに、非常に残念だったことでしょう。
そんなことがあったので、今回、モーターを入れ替えて、元気に動くようになったこと、さらにカッコよくもなったことが、とても嬉しかったのだと思います。
お家で、家族のみんなに披露しているR君の嬉しそうな顔が目に浮かびます。
勉強でも何でも、うまくいかないとき、失敗してしまうとき、思うようにできないときがあります。
しかし、そこから逃げずに頑張り続けて、乗り越えられたときには、大きな達成感が得られるものです。
今回のR君も、故障というアクシデントがあったからこそ、今まで以上の感動を味わうことができたのだと思います。
R君だけではなく、他の生徒たちも、こういった経験を重ねながら、成長していってほしいと思います。
次の「ロボット教室」が、またまた待ち遠しいです。
次回はどんなロボットを作るのか、実は私も知りません。
次は、何ロボット?
岸本